McAfee Security for Microsoft Exchange 8.6.0

隔離データの管理

ユーザーの要件に基づき、検出されたアイテムを隔離する場合に、ローカル データベースまたは専用隔離管理サーバー (McAfee Quarantine Manager) のどちらを使用するかを決定します。

デフォルトでは、検出されたアイテムは、MSME によってインストールされる PostgreSQL データベースにローカルで隔離されます。

隔離場所の構成

[検出されたアイテム] の構成設定に基づき、検出されたアイテムをローカル データベースで隔離するか、または McAfee の隔離管理ソフトウェア (McAfee Quarantine Manager) を使用して個別のサーバーで隔離するかを選択できます。

管理対象システムの場合、検出したアイテムを隔離する MQM サーバーを選択するときに、必要なシステムにだけ設定を施行してください。 この操作を行わないと、[システム ツリー] のすべての MSME サーバーに設定が適用されます。

製品のユーザー インターフェースで、[設定と診断][検出されたアイテム] の順にクリックし、次の項目を選択します。

[McAfee Quarantine Manager]MQM サーバーで検出アイテムを隔離します。
[ローカル データベース] - ローカル MSME サーバーの指定パスで検出アイテムを隔離します。

ローカル データベースと McAfee Quarantine Manager -使用する状況

以下の表を参照すると、隔離管理にローカル データベースまたは McAfee Quarantine Manager を使用する状況を把握できます。

ローカル データベースを使用する場合... McAfee Quarantine Manager を使用する場合...
1 つの MSME インストールの隔離されたアイテムを管理する場合。 複数の MSME インストールから隔離されたアイテムや、ユーザーの組織で構成された任意の MSME 製品を管理する場合。
McAfee Security for Microsoft Exchange
McAfee Email and WebSecurity Appliance
McAfee Security for Lotus Domino (Windows)
上記の製品のいずれかを購入済みの場合は、McAfee Quarantine Manager を無料でダウンロードしてインストールできます。
アイテムの隔離に PostgreSQL データベースを使用する場合。 アイテムの隔離に MySQL または Microsoft SQL Server データベースを使用する場合。
McAfee Quarantine Manager とその機能の詳細については、製品マニュアルを参照してください。