McAfee Security for Microsoft Exchange 8.6.0
ポリシー マネージャー
ここでは、[ポリシー マネージャー] 機能に関してよくある質問の回答を記載します。
- 電子メール ポリシーの作成と使用はどのように行えば良いですか?
- ポリシーの作成は常に、ゲートウェイ サーバーでは SMTP アドレスを使用し、メールボックス サーバーでは Active Directory (AD) グループを使用して行います。 メールボックス サーバーでは、本製品によって SMTP アドレスが取得されないため SMTP アドレスに基づくポリシーの設計には非常にコストがかかります。同じアドレスを解決するためには、AD クエリーが実行されます。 これを実行すると、メールボックス サーバーでパフォーマンスが低下してしまいます。
- ポリシー内のドメイン名はパフォーマンスに影響を及ぼしますか?
- はい。 詳細については、前の質問 (「電子メール ポリシーの作成と使用はどのように行えば良いですか?」) を参照してください。
- ポリシーの優先順位はどのように機能しますか?
- 解決の優先順位に基づき子ポリシーが最初に見たされると、次のポリシーは決して評価されません。
- 複数のポリシーを設定することに利点はありますか?また、そうするとサーバーのパフォーマンスに影響はありますか?
- はい、複数ポリシーの設定によってパフォーマンスには影響があります。 ポリシーの評価時に最初の子ポリシーが満たされず次のポリシーが評価されると、AD クエリーが実行される可能性があり、これによってパフォーマンスが低下します。
- 詳細レベルで実行可能ファイルをブロックするためには、MSME をどのように設定すれば良いですか?
- [ファイル フィルタリング ルール] オプションを使用すると実行できます。 たとえば、Windows の実行可能ファイルなど特定の実行可能ファイルをフィルタリングする方法について確認してみましょう。
-
1 製品のユーザー インターフェースで、 の順にクリックします。5 ルール名を指定し、[ファイル カテゴリ フィルタリング] で [ファイル カテゴリ フィルタリングを有効にする] を選択します。 2 [コア スキャナー] で [ファイル フィルタリング] をクリックし、このオプションを有効にします。 6 [ファイル カテゴリ] リストから [Other specific formats(他の特定の形式)] を選択します。 3 [オプション(コアのスパム対策の設定)] で [編集] をクリックします。 7 [サブカテゴリ] リストで [Windows 実行可能ファイル] を選択します。 4 [使用可能なルール] ドロップダウン リストで、[<新しいルールの作成…>] を選択します。 8 [保存] をクリックします。 - どのような種類のファイルがパッカーまたは PUP として検出されますか?また、この設定はどこから制御できますか?
- パッカーと PUP は悪意のあるコンテンツ カテゴリに属し、カテゴリに基づいて検出されます。 通常、パッカーとは所定のアルゴリズムを使用して圧縮またはパッキングされ、実行時に解凍されるファイルのことを指します。
この設定は、MSME ユーザー インターフェースの [ウイルス対策設定] から行います。