McAfee Security for Microsoft Exchange 8.6.0

全般

この項では、一般的によくある質問に対する回答を記載しています。

メールの配信に優先順位を付けることはできますか?
いいえ。Exchange サーバー タスクであるため優先順位を付けることはできません。
Exchange サーバー受信コネクターとの匿名アクセスを有効にする必要はありますか?
MSME では、Exchange 受信コネクターと匿名でアクセスする必要はありません。 オンデマンド ユーザーは、これらの機能の影響を受けます。 匿名アクセスの設定方法については、McAfee KnowledgeBase の記事 KB81752 を参照してください。
メールがハブ トランスポート サーバーでスキャンされる場合、メールボックス サーバーでもスキャンされますか?
状況に応じて異なります。 メールがハブ サーバーでスキャンされ、ウイルス対策 (AV) スタンプが押される場合、メールボックス サーバーではスキャンされません。 AV スタンプの AV ベンダーやエンジン/DAT バージョンのいずれかが異なる場合、メールボックス サーバーでもスキャンされます。
MSME ユーザー インターフェースを開く場合、Windows 2008 で「管理者として実行」オプションを使用する必要があるのはなぜですか?
セキュリティ上の理由のため、MSME は RPC サーバーと通信できません。 これは、SID には RPC プロセスとプロセス間通信 (IPC) を実行する権限があるためです。
どの実行可能ファイルを利用すると、MSME モジュールのスキャンがすべての Exchange バージョン全体で読み込まれますか?
RPCServ.exe プロセスによってすべてのスキャン バイナリが読み込まれます。 スキャナー プロセスのプロセス ID を検索するには、[タスク マネージャー] でコマンド ラインを確認し、RPCServ.exe プロセスにコマンド ライン パラメーター (/EVENTNAME:Global\MSME_scanner_RPCEvent) が含まれているか確認します。
どんな MSME 構成が最適ですか?
構成は、[拡張保護機能] および [最高パフォーマンス] を実現するためのものです。 デフォルト構成では、最高のパフォーマンスを発揮できます。
MSME とファイル レベルのウイルス対策が同じサーバーにインストールされている場合、何を除外する必要がありますか?
MSME バイナリ フォルダーとサブフォルダー、Postgres データベース、複製フォルダー、Exchange フォルダー、McAfee ePO イベント フォルダー、製品ログをすべて除外してください。
メール セキュリティに関する詳細情報はどこで参照できますか?
メール セキュリティに関する製品ソリューションについては、 を参照してください。
リモート システムの製品インストールにアクセスする方法を教えてください。
リモートの MSME スタンドアロン インターフェースにアクセスするには、次の手順を行います。
1 [McAfee Security for Microsoft Exchange - 製品構成] を開きます。
2 [サーバーの変更] メニューで、[新しい接続] をクリックします。
3 [コンピューターの参照] ダイアログ ボックスで、リモート システムの IP アドレスを入力し、[OK] をクリックします。
リモートの MSME Web インターフェースにアクセスするには、次の手順を行います。
1[McAfee Security for Microsoft Exchange - 製品構成 (Web インターフェース) ] を開きます。
2 アドレス バーに、https://<リモート システムの IP アドレス>/MSME/0409/html/index.htm を入力します。
3 プロンプトが表示されたら、ログイン認証情報を入力します。
MSME は TIE サーバーにどのように接続しますか?
MSME は、McAfee ePO から Data Exchange Layer (DXL) 経由で TIE サーバーに接続します。 MSME を管理する McAfee ePO で、TIE サーバーが管理されている必要があります。
MSME で TIE サーバーを設定する方法を教えてください。
MSME から TIE サーバーを直接設定することはできません。 MSME を管理している McAfee ePO サーバーで TIE サーバーを管理する必要があります。TIE サーバーと McAfee ePO を統合する方法については、『McAfee Threat Intelligence Exchange 製品ガイド』を参照してください。