McAfee Security for Microsoft Exchange 8.5.0

クライアントに MSME を配備する

MSME を Microsoft Exchange システムに配備します。

開始する前に

既存のポリシーを古いバージョンから MSME 8.5 に移行します。

マカフィー Anti-spam モジュールの前のバージョンをインストールしている場合には、ソフトウェアのアップグレード前に マカフィー Anti-spam モジュールを削除する必要があります。 アップグレード後に マカフィー Anti-spam の最新バージョンをインストールできます。

MSME では、XSS の脆弱性が存在する HTML タグの使用を禁止し、セキュリティを強化しています。 マカフィー では、アップグレードを行う前に、既存の通知テンプレートから XSS の脆弱性が存在する HTML タグを削除することをお勧めします。 アップグレード後に未対応のタグを含む通知テンプレートを変更しようとすると、プロンプトが表示され、テンプレートから未対応のタグを削除するか、変更を行わずにテンプレートを使用するのかを確認されます。 未対応の HTML タグについては、マカフィー KnowledgeBase の記事 KB82214 を参照してください。

ソフトウェアの旧バージョンがすでにある場合は、選択するすべての管理対象 Microsoft Exchange システムでこのタスクによってソフトウェアがアップグレードされます。
タスク
1 ePolicy Orchestrator サーバーに管理者としてログオンします。
2 [メニュー][システム][システム ツリー] の順にクリックし、必要なグループまたはシステムを選択します。
ソフトウェアをアップグレードする際には、必要なシステムを必ずすべて選択してください。
3 [割り当て済みのクライアント タスク] タブをクリックし、[アクション][新しいクライアント タスクの割り当て] の順にクリックします。 [クライアント タスク割り当てビルダー] ページが表示されます。
4 オプションを定義して、[タスクの新規作成] をクリックします。
a [製品] で、[McAfee Agent] を選択します。
b [タスクの種類] で、[製品配備] を選択します。
5 [クライアント タスク カタログ] ページで、次のオプションを定義します。
a [タスク名] にタスクの名前を入力します。
b ターゲット プラットフォームとして [Windows] を選択します。
c [製品とコンポーネント] で、[McAfee Security for Microsoft Exchange (x64) - xxxxxxxx 8.5.0.xxxx] を選択し、アクションとして [インストール] を選択して、言語を選択したら [保存] をクリックします。 タスクが [タスク名] のリストに表示されます。
6 タスクを選択して、[次へ] をクリックします。
7 タスクをすぐに実行するようにスケジュールを設定し、[次へ] をクリックしてタスクのサマリーを表示します。
8 タスクのサマリーを確認し、[保存] をクリックします。
9 [システム ツリー] ページで、タスクを割り当てたシステムまたはグループを選択し、[エージェント ウェークアップ] をクリックします。
10 [McAfee Agent のウェークアップ] 画面で、[Force complete policy and task update(完全なポリシーとタスク更新の強制)] を選択し、[OK] をクリックします。
このタスクが正常に実行されると、MSME クライアント ソフトウェアが選択したシステムに配備されます。 ソフトウェアの配備方法については、マカフィー KnowledgeBase の記事 KB82484 を参照してください。