McAfee Security for Microsoft Exchange 8.6.0

メール サイズによるフィルタリング設定の構成

ポリシーのメール サイズによるフィルタリング設定により、電子メールのサイズ、添付ファイル数、添付ファイル サイズに基づいて電子メールが検出されます。

開始する前に

[オンアクセス設定] ページで、[受信メールをスキャン] オプションと [送信メールをスキャン] オプションを選択します。

[ゲートウェイ] ポリシーと [オンアクセス] ポリシーでメール サイズのフィルタリング設定を別々に行うこともできます。 受信メールの設定を [ゲートウェイ] で、送信メールの設定を [オンアクセス] で行います。 例:
6 個以上のファイルが添付されている受信メールをブロックするには、[ゲートウェイ] ポリシーで [メール サイズ フィルタリング] に値を設定します。
4 個以上のファイルが添付されている送信メールをブロックするには、[オンアクセス] ポリシーで [メール サイズ フィルタリング] に値を設定します。
オンアクセス スキャンのメール サイズ フィルタリングは、メールボックス サーバー役割に使用できませんン。
タスク
1 [ポリシー マネージャー] で、ウイルス対策スキャナーが含まれているサブメニュー アイテムを選択します。
サブメニュー アイテムのポリシー ページが表示されます。
2 必要に応じて、[オンアクセス] または [ゲートウェイ] でポリシーを選択します。
3 [マスター ポリシー] または構成する任意のサブポリシーをクリックし、[全スキャナー一覧] タブをクリックします。
4 [メール サイズ フィルタリング] をクリックします。
5 [アクティブ化][有効] を選択し、選択したサブメニュー アイテムの電子メール サイズ フィルター設定をアクティブにします。
新しいフィルターをポリシーに追加する場合、[What time would you like this to apply(いつこの設定を適用しますか)] ドロップダウン リストでフィルターを有効化する時間のタイム スロットを指定できます。
6 [オプション] では、次のオプションを選択できます。
[デフォルト設定] — デフォルトで使用されるメール サイズ オプション セットの概要を表示します。 [<新しいオプションのセットの作成>] — メール サイズ フィルタリングのオプションを設定します。 オプションは次のとおりです。
[インスタンス名] — メール サイズ フィルタ設定インスタンスの一意の名前を入力します。このフィールドは必須です。
[メール全体の最大サイズ(KB)]-電子メール メッセージの最大サイズをキロバイトで指定します。値は 2 KB ~ 2 GB の範囲で指定でき、デフォルト値は 20,000 KB です。
[添付ファイルの最大サイズ(KB)]-電子メール メッセージの添付ファイルの最大サイズをキロバイトで指定します。値は 1 KB ~ 2 GB の範囲で指定でき、デフォルト値は 4,096 KB です。
[添付ファイルの最大数]-電子メール メッセージに添付できる添付ファイルの最大数を指定します。最高 999 まで指定でき、デフォルト値は 25 です。
[デフォルトのゲートウェイ設定] — ゲートウェイ ポリシーで使用されるデフォルトのメール サイズ オプションの概要を表示します。 [編集] — 選択したオプション セットを編集します。
7 [アクション] で、[編集] をクリックします。 以下のオプションの指定設定を値が超えると実行されるメール サイズ フィルター アクションを指定します。
[メッセージ サイズ]
[添付ファイルのサイズ]
[添付ファイル数]
8 [保存] をクリックして、ポリシー ページに戻ります。
内部メールは、メール サイズ フィルタリング ルールで検出されません。