McAfee Security for Microsoft Exchange 8.6.0

ローカル データベースを使用した隔離

MSME によって検出されたアイテムをローカル MSME サーバーの PostgreSQL データベースに隔離するため、リポジトリ設定を指定します。

タスク
1 製品のユーザー インターフェースで、[設定と診断][検出されたアイテム] の順にクリックします。
[検出アイテム] ページが表示されます。
2 [ローカル データベース] セクションでは、以下の項目を使用できます。
オプションの定義
オプション 定義
[データベースの場所を指定] MSME によって検出された隔離アイテムを保存するための [データベースの場所] を有効にします。
[データベースの場所] MSME によって検出されたアイテムを保存可能なデータベースの場所のパスを指定します。次を選択できます。
[<インストール フォルダー>]MSME インストール ディレクトリ直下にデータベース サブフォルダーを作成します。 [<Windows フォルダー>]C:\Windows ディレクトリ直下にデータベース サブフォルダーを作成します。
[<システム ドライブ>]C:\Windows\system32 ディレクトリ直下にデータベース サブフォルダーを作成します。 [<データ フォルダー>]C:\ProgramData\ ディレクトリ直下にデータベース サブフォルダーを作成します。
[<プログラム ファイル>]-Windows の C:\Program Files (x86) ディレクトリ直下にデータベース サブフォルダーを作成します。 [<フル パス>]-指定した完全パスに MSME データベースを保存します。
ドロップダウン リストの横にあるフィールドでサブフォルダーのパスを指定します。デフォルトで指定されるサブフォルダーのパスは、McAfee\MSME\Data\ です。
[アイテムの最大サイズ(MB)] データベース内に保存可能な隔離されたアイテムの最大サイズを指定します。値は 1 ~ 999 の範囲で指定でき、デフォルト値は 100 です。
[クエリーの最大サイズ(レコード)] [検出アイテム] ページからクエリーを実行できるレコードや隔離されたアイテムの最大数を指定します。値は 1 ~ 20000 の範囲で指定でき、デフォルト値は 1000 です。
[アイテムの最大経過期間(日)] 削除対象として指定される前に、ローカル隔離データベースでアイテムが保管される最大日数を指定します。値は 1 ~ 365 の範囲で指定でき、デフォルト値は 30 です。
[ディスク サイズの確認間隔(分)] MSME で使用可能なディスク容量を確認する回数を指定します。値は 6 ~ 2880 の範囲で指定でき、デフォルト値は 6 です。
[ディスク容量のしきい値(MB)] 管理者に警告通知が送信される際の基準となるディスク容量不足のしきい値を指定します。値は 1 ~ 512000 の範囲で指定でき、デフォルト値は 2048 です。
[設定と診断][通知][製品の正常性アラート][次の場合に通知する][データベースのディスク容量がしきい値より小さくなります] を必ず有効にしてください。
[古いアイテムを削除する頻度] 削除対象の古いアイテムを MSME データベースから削除する頻度を指定します。デフォルト値は [毎月] に設定されています。
[最適化の頻度] 削除したデータベース レコードにより占有されていたディスク容量を回復します。[アイテムの最大経過期間(日)] で設定した値に基づいて削除タスクをスケジュール設定済みの場合、古いレコードは削除されます。古いレコードを削除した後は、隔離データベースがサイズ制限に到達していない場合でも、MSME では [ディスク容量のしきい値(MB)] フィールドで指定したディスク容量が引き続き使用されます。データベースを最適化して縮小するには、最適化タスクのスケジュールを設定します。デフォルト値は [毎月] に設定されています。
最適化タスクのスケジュールは、常に削除タスクを実行してから数時間後に設定します。
[スケジュールの編集] 削除または最適化タスクのスケジュールを変更します。スケジュールの変更後に [保存] をクリックします。
3 [適用] をクリックして設定を保存します。
ローカル データベースで検出アイテムの隔離を開始するための MSME サーバーの設定が正常に完了しました。